多種多様な公務員の仕事

公務員と一口に言っても、多くの方がいろいろな仕事をしています。企業で考えると、小さなことから大きなことまで業界の垣根を越えて、なんでも請け負う巨大企業のような存在です。

たとえば市役所職員の場合、民間の私たちから見ると同じような仕事をしているように見えますが、実際のところは、部署ごとにまったく違う仕事をしているのです。部署ごとに会社や業界が異なっている、ともいわれています。基本的に3年や4年ごとに人事異動が行われるため、中堅クラスになると、さまざまな業界を経験することになります。そして在籍している市について、いろいろな面から仕事をすることで、総合的な視野をもつことができるのです。

公務員の種類は、まず大きな分類として、国家公務員と、地方公務員に分けられています。国家公務員は、国の直轄となり、1府12省庁ものいろいろな省庁、機関に分かれています。地方公務員は、都道府県、市区町村といった、地方自治体が管轄している機関を指します。それぞれ別の法律に基づいて仕事をしています。最新の調査によると、国家公務員が約64万人、地方公務員が約275万人ほど在籍しています。以前は、郵便局職員や国立大学の職員も国家公務員だったのですが、現在は民営化によって、数字上は人数が減少しています。